6歳の6月6日から始めると上達する
昔から、習い事は6歳の6月6日から始めるのが良いとされています。
この6月6日、実は「楽器の日」「邦楽の日」「生け花の日」に制定されており、
いずれも芸事を6歳の6月6日に始めると上達する、と言われる事に由来しているようです。
さて、それではピアノレッスンは何歳から始めたら良いのでしょう。
まずは音楽教育という大きな枠として経験する
「さぁ、今日からピアノを始めましょう!」
と言って、すぐにピアノのレッスンを開始するのも良いでしょう。
しかし、小さな子どもや初心者の方がジッとしているのは苦痛なもの。
楽しく歌ったり、身体でリズムを取ったりしながら少しずつ音楽に親しみ、
「音楽って楽しいんだ!」ということを、まずは感じて欲しいですね。
トットちゃんもやっていたリトミック
リトミックは、スイスの作曲家・音楽教育家エミール・ジャック=ダルクローズによって考えだされた音楽教育の手法です。
「窓ぎわのトットちゃん」(著:黒柳徹子)の中にも、このリトミックの話が出てくるので知っていらっしゃる方も多いと思いますが、
黒柳さんが通っていたトモエ学園は、リトミックを日本で初めて実践的に取り入れた学校なのだそうです。
最近では、幼稚園・保育園でカリキュラムにリトミックを取り入れるところが増えましたね。
耳は3歳から急激に発達する
先ほどのリトミックについてですが、1歳児・2歳児対象のリトミック教室が実際にあります。
こういった教室は、基本親と一緒にレッスンするといった形を取っています。
親御さんと一緒に、先生と楽しく過ごしましょうといった感じでしょうか。
ママ友・パパ友が出来たり、子ども同士仲良くなったりすることも可能なので、
子育て世代のコミュニケーションツールの1つと考える事も出来ます。
また、耳は3歳頃から急激な発達を遂げ、4~7歳までにピークを迎えると言われていますので、この時期に音楽に親しむという事は、子どもの成長発達にとってとても大切だという事が言えます。
ただ、ピアノという楽器を演奏するのであれば、個人差がありますが早くても4~5歳頃から始めるのが良いのではないかと思います。
というのも、ピアノを演奏するのには、ある程度身体がしっかりしていないと難しいからです。